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要約問題 |
内容説明問題 |
昨年度まで4年連続で出題された共通点のある2つの文章を関連付けて要約する問題は出題されなかった。 |
分量 |
1200〜1300ワードの長い文章が1題。 |
内容 |
アメリカの数学教育。 |
難易度 |
文中から答えに該当する部分を抜き出せばよいだけの、比較的答えやすい設問もあるし、それに加えて、その文のロジックを把握しなければ解答できない設問もある。英文を正確に読み取る能力のほか、論理的な思考力と国語力が必要。 |
得点目標 |
比較的易しい問題は100%。全体として70%。論理的な思考力と国語力が必要な設問でどれくらい答えられるかが合否に影響する。 |
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その他の問題 |
その他の語彙問題、英文要約・意見陳述問題、リスニングは昨年とほぼ同様。 |
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要約問題 |
語彙問題 |
内容 |
共通点のある2つの文章(500〜600ワード程度。ただし、平成21年では1500ワード程度の文が1つ出題された。)を関連付けて要約する。トピックは21.・22年度は言語論。23年度は環境保護と絶滅危機言語の保護、24年度は高齢社会。 |
難易度 |
難しい。それぞれの英文を正確に理解する力は当然必要だが、理解した内容を要約する能力、さらに二つの文の関連を見抜く力とそれを論理的に構成できる力が要求される。英文の理解までは英語能力だが、それ以後は論理的思考力と国語力を鍛えないと解答できない。 |
得点目標 |
この問題はトレーニングをしている人としていない人で大差がつく。している人は70%以上得点できるが、していない人はほぼ0点になると思われる。この問題で得点できないと合格はない。 |
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分量 |
300ワード〜400ワード程度の文に10箇所の空所があり、そこに適切な単語を入れる(必要な場合には変形する)。 |
内容 |
選択する単語は動詞が多い。前置詞・副詞は出題されていないが、もちろんこれから出題される可能性はある。トピックは、21年度は小説論、22年度は成人年齢の引き下げ、23年度は温度にかかわる慣用語句、24年度は学術研究における著作の意味。 |
難易度 |
比較的容易。単語レベルとしては大学入試2000語プラスアルファ。 |
得点目標 |
100% |
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内容説明問題 |
リスニング |
21・22年度は出題されなかったが、23年度から復活した。
分量 |
問題文は要約問題と同じ文章。逆にいえば、同じ文章で要約問題と説明問題を出題する。 |
内容 |
要約問題と同じ。 |
難易度 |
文中から答えに該当する部分を抜き出せばよいだけの、比較的答えやすい設問もあるし、それに加えて、その文のロジックを把握しなければ解答できない設問もある。英文を正確に読み取る能力のほか、論理的な思考力と国語力が必要。 |
得点目標 |
比較的易しい問題は100%。全体として70%。論理的な思考力と国語力が必要な設問でどれくらい答えられるかが合否に影響する。 |
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内容 |
20年度までと同様、とくに定まった傾向はない。5-10分程度の長さ。 |
難易度 |
問題を解答している最中に突然始まるので、慌てないようにすることを注意すれば、それほど難しくない。 |
得点目標 |
90〜100% |
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和訳問題 |
その他の問題 |
21年度以降、出題されていないが、もちろん今後復活する可能性はあるし、要約問題、説明問題を解答するうえでも、和訳力は必須。
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内容 |
平成23年度では、文意の通らない文を探す問題や、全体の主旨から外れた段落を探す問題が出題された。 |
難易度 |
正確に英文を読み取る力と国語力があれば、特に戸惑うことはないが、現代文の記述式問題が苦手な人には難しいと感じられるかもしれない。。 |
得点目標 |
90%以上 |
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英文要約・意見論述問題 |
20年度までと変わりない。短めの日本文または英文を読んで、自分の考えや意見を英語で述べる問題。 |
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和訳問題 |
長文読解・内容説明問題 |
単語・熟語 |
単語としては、大学受験で必要な2000語程度、熟語としては1000フレーズ程度の知識で一応対応できる。 |
文法・構文 |
大学受験で必要な文法・構文の知識で対応できるが、発展した形も理解しておく必要がある。たとえば、平成18年の1番の問題ではBeingが省略されて形容詞で始まる分詞構文が出題された。 |
分量 |
30ワード〜50ワード程度。 |
得点目標 |
単なる逐語訳ではなく、内容を理解した自然な訳が必要。ここは得点源になるところなので、90%以上の得点がほしい。 |
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分量 |
大体600ワード〜800ワード程度の文が2題。ただし、1000ワードを越える文が出題されることもある。設問数としては一番多い。 |
内容 |
芸術論、言語論はよく出題されるが、そのほか双子の研究、アメリカ文明論など多様なトピックが出題される。 |
難易度 |
長文のうち1題は比較的答えやすい設問だが、もう1題は非常に難しい設問がある。 |
得点目標 |
比較的易しい問題は100%。難問でどれくらい答えられるかが合否に影響する。 |
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要約問題 |
英文要約・意見論述問題 |
内容 |
平成16年から18年では、1000字程度の日本文を英語で要約する問題が出題された。トピックは16年度が捕鯨問題、17年度がアメリカ文明、18年度は外国人労働者受け入れ問題と幅広い。それ以前は800ワード前後の英文を10〜15行程度の日本語に要約する問題が出題されていた。 |
難易度 |
要約しにくい文章ではないので、要約の仕方を知っている人にはそれほど難しくない。 |
得点目標 |
この問題は得点の差がつくところなので、80%以上の得点を狙いたい。 |
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内容 |
短めの日本文または英文を読んで、自分の考えや意見を英語で述べる問題。平成16年から18年では要約問題と組み合わされていた。トピックは政治・経済・社会に関する時事的な問題から文明論・文化論までかなり幅広く出題される。 |
難易度 |
ここでは英語作文力だけではなく、普段からどれだけ社会に関心を持ち、どれだけ本を読み、文章を書いているかが問われる。受験のために英語しか勉強しなかったという人には非常に難しいが、対策を施せば得点できる。 |
得点目標 |
80〜90%。英文でも内容でも採点者を感心させるような答案を書けるかどうかが合否に大きく影響する。 |
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リスニング |
その他の問題 |
内容 |
イタリアのガラス製造法(平成18年)、アメリカ人のフランス語学習体験(平成17年)など、とくに定まった傾向はない。 |
難易度 |
話す速さが非常に速い上に、音響があまりよくないので、聞き取るのは非常に難しい。 |
得点目標 |
60% |
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内容 |
年度によっては内容一致問題や表題をつける問題なども出題されている。 |
難易度 |
特に難しくはない。 |
得点目標 |
90%以上 |
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